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北九州、福岡公演が約1100人で盛況/金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演

2023年11月30日 09:00 文化

金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演「風になって」北九州公演が11月12日に、福岡公演が13日にそれぞれ行われた。

金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演「風になって」北九州公演が11月12日に北九州ソレイユホールで、福岡公演が13日に福岡サンパレスホテル&ホールでそれぞれ行われた。

北九州公演を、総聯福岡県本部の全晋成副委員長(北九州公演実行委員長)をはじめとする同胞らと、朝鮮学校を支える会・北九州のメンバーをはじめとする日本市民ら約600人が観覧した。

北九州地域の各支部および遠賀、京築、筑豊の支部役員を中心に構成された実行委員会では、チケット販売や広告協賛などを総聯支部や分会をはじめ、商工会、女性同盟、朝青、青商会など各団体が一丸となり推し進めてきた。

この日の歌劇団公演を初めて観たという日本市民は「朝鮮半島の伝統芸術を初めて観覧できて大変感動した。このような素晴らしい公演をより多くの日本の方に観てほしい」と感想を語った。

他方で、福岡初級付属幼稚班創設60周年チャリティー公演として催された福岡公演には、総聯福岡県本部の李周学委員長、総聯鹿児島県本部の李清敏委員長をはじめとする同胞ら、福岡県日朝友好協会の中村元気共同代表、中華人民共和国駐福岡副総領事、福岡市議会議員、福岡地区朝鮮学校を支援する会のメンバーをはじめとする日本市民ら約500人が訪れた。同公演は、総聯福岡支部を中心とする実行委員会が主催した。

本公演に先立ち、福岡初級の児童・園児らによる歌と踊りの3演目が発表され、そのうちの1つは福岡工業大学附属城東高校の生徒たちとの素敵なダンスコラボが披露された。

この日の公演を観た福岡県I女性会議の末永節子さんは「歌劇団公演ももちろんだが、大きな舞台で歌う福岡初級の児童・園児らの堂々とした姿から、民族教育のすばらしさをひしひしと感じた」と感想を述べた。

また、福岡地区朝鮮学校を支援する会の金岩秀郎さんは、全14演目が披露された公演の中で、朝鮮学校をテーマにした詩朗読と女性重唱「春風」に感動したと語った。またこの日は、福岡初級の近くにある立花高校の生徒たちも観覧。生徒らは、日頃からの交流もあり、公演を通じて「さらに親しみを感じた」と感想を語った。

【金剛山歌劇団北九州、福岡公演実行委員会】

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