〈事実がそこに～各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑～〉慰霊碑

【所在地】　東京都西多摩郡奥多摩町原

【建立者】　東京都水道局

【建立日】　1958年3月20日

【大きさ】　碑：縦140cm 横400cm 奥行き40cm　台座：縦 605cm 横 327cm　 奥行き165cm

小河内ダム（西多摩郡）の建設に伴いダム湖に沈んだ小河内村（当時）の大麦代地区には101世帯の朝鮮人部落（飯場）が形成されていた。建設工事には延べ60万人もの労働者が従事し、87人が犠牲となった。ダム竣工の翌年に東京都水道局によりダム建設工事での殉職者慰霊碑の除幕式と慰霊祭が開催された。碑には犠牲となった朝鮮人6人の名前が刻まれている。

（朝鮮新報）