来年度新入生、園児対象に体験行事／川崎初級

同胞たちの希望、夢になれるよう

体験授業に参加した児童たちは、教員と在校生らのサポートを受けながら楽しい時間を過ごした

10月から11月にかけて、各地の学校では2024年度の入学、入園対象者のための体験イベントが行われている。

川崎初級では10月28日、付属幼稚班と初級学校の体験授業・保育が行われ、初級部対象の9家庭、幼稚班対象の4家庭がそれぞれ参加した。

近年、園児数増加のための幼稚班事業を強化してきた同校では現在、昨年度の2倍となる新1年生を受け入れる見通しを立てている。とりわけ、数年前から始まった土曜日の開放保育、毎週水曜日の親子リトミック教室（0歳から対象）、子どもたちの身体成長を記録する定期イベントなど、対象となる保護者や子どもたちが学校に訪れる機会を定期的に設けてきたことが功を奏していると、学校関係者らは口をそろえる。

絵本の読み聞かせ

この日、幼稚班では本の読み聞かせや、保護者たちと手を合わせて遊ぶリズム遊びなど日常的に行われる同幼稚班の保育内容について、対象家庭の親子が在園児らと共に体験した。教員たちの優しい声かけや、子どもたちが興味をそそる企画など、楽しさと心地よさを感じられる雰囲気の中で、体験保育に参加した子どもたちはもちろんのこと、保護者たちも安心した様子で楽しんでいた。