朝鮮が1位で最終予選進出/パリ五輪女子サッカー2次予選
2023年11月02日 06:30 スポーツ来夏のパリ五輪への出場権をかけたサッカー女子アジア2次予選が10月26日から11月1日にかけて行われた。2次予選では12チームが3組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位1位と、2位のうち成績上位の1チームが来年2月の最終予選に進む。B組(中国開催)に属した朝鮮は中国、南朝鮮、タイと対戦し、2勝1分で1位通過を決めた。
朝鮮は第19回アジア競技大会(9月23日~10月8日、中国・杭州)で銀メダルを獲得したチームから数人のメンバーを入れ替え、今回の予選に臨んだ。
10月26日の中国戦では、前半4分に主将を務めるエースストライカー、FWスン・ヒャンシム選手のゴールで先制。後半6分に相手の同点弾を許したものの、同31分に途中出場のFWハン・ジンホン選手が勝ち越し点を決め、2-1で白星スタートを切った。
10月29日の南朝鮮戦は終始優勢に試合を進めたが、0-0のスコアレスドローに終わった。
11月1日のタイ戦、朝鮮は前半から立て続けにゴールを決め、7-0で大勝。グループ首位で2次予選を通過した。
最終予選には朝鮮のほか、日本、オーストラリア、ウズベキスタンが駒を進めた。最終予選は4カ国が2組に分かれてホーム&アウェイ戦を行い、各組の勝者がアジア代表となる。朝鮮はパリ五輪の出場権をかけ、日本と対戦する。
(朝鮮新報)