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〈群馬追悼碑追加裁判〉新たな裁判闘争始まる

2023年10月18日 16:14 権利

県立公園「群馬の森」(群馬県高崎市)にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑を存続させるための裁判が、ふたたび始まった。「記憶・反省そして友好」の追悼碑を守る会(以下、守る会)は11日、群馬県に対し、碑の撤去命令の取り消しなどを求める訴訟を前橋地裁に起こした。同日、守る会は刀水クラブ(群馬県庁クラブ)で記者会見を開いた。

記者会見で発言する角田義一弁護団長(写真中央)

「時の経過を考慮すべき」

今回、守る会が前橋地裁に提起した訴訟は2つ。一方は県知事が4月27日付で行った碑の撤去および原状回復命令の取り消しを求める訴訟で、もう一方は守る会による碑の設置管理許可申請に対して県が6月13日付で行った不許可処分の取り消しを求める訴訟だ。くわえて、碑の撤去および原状回復命令の効力を停止させるための執行停止申立ても行われた。

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