短編小説「百日紅」 8/クォン・ジョンウン
2023年10月18日 09:00 短編小説彼女は思わず目をみはった。鉄路を石でたたいたのは、石をとがらせるためだった。その石で、夜中のうちに鉄路をひたした小川の水が氷になっているのを割っていたのだ。そして水を流すために溝さえ掘ってある。あたりに氷の破片が散らばっているのを見て、クムニョは胸がしめつけられる思いだった。
―さぞかし冷たったかったでしょうに―
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彼女は思わず目をみはった。鉄路を石でたたいたのは、石をとがらせるためだった。その石で、夜中のうちに鉄路をひたした小川の水が氷になっているのを割っていたのだ。そして水を流すために溝さえ掘ってある。あたりに氷の破片が散らばっているのを見て、クムニョは胸がしめつけられる思いだった。
―さぞかし冷たったかったでしょうに―
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