金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演「風になって」札幌公演
2023年10月10日 15:24 文化・歴史1220人が観覧
金剛山歌劇団2023年アンサンブル公演「風になって」札幌公演(主催=同実行委)が9月27日、カナモトホール(札幌市)で行われた。
総聯北海道本部の丁聖漢委員長、札幌支部の金成克委員長、李成銖公演実行委員長(札幌商工会会長)をはじめとした同胞ら、北海道日朝友好連帯道民会議、札幌市議会日朝友好促進議員連盟、北海道朝鮮学校を支える会の役員をはじめとする日本市民ら1220人が観覧した。
総聯札幌支部の常任委員会を中心とした実行委員会が主催した公演には、厳しい政治経済状況の中でも、例年通り多くの同胞商工人や日本人業者の協賛が寄せられた。
民族の情緒にあふれる全14演目が披露された公演を観覧し、「素晴らしい公演だった。朝鮮と日本の友好親善を願っている」(日本人男性、70)、「祖国への愛があふれていた」(日本人女性、59)とさまざまな感想が寄せられた。
歌劇団公演の開催を知り、ソウルから会場に足を運んだアメリカ人のピータ・ムディ氏(40)は、金剛山歌劇団の公演を初めて観覧したという。朝鮮の歌や文化を研究しているというピータ氏は「伝統芸術と現代大衆芸能をコラボした素晴らしい演目に心打たれた。改良楽器や、舞踊の古今のバランスがとても良く、朝鮮の歌は大衆心理に根差していていると思う。朝鮮の芸術をもっと研究して、来年も是非歌劇団の公演を観に日本を訪れたい」と感想を語った。
【金剛山歌劇団札幌公演実行委員会】