朝鮮に不法侵入した米兵の追放決定／朝鮮中央通信社が報道発表

朝鮮中央通信は27日、朝鮮の領内に不法侵入し米軍兵士トラビス・キングに対する最終調査結果に関する報道を発表し、トラビス・キングを共和国法に基づき追放すると決定したと伝えた。

朝鮮の当該機関が調査したところによると、トラビス・キングは米軍内での非人間的な虐待と人種差別に対する反感、不平等な米国社会に対する幻滅から朝鮮領内に不法侵入したと自白した。

朝鮮の当該機関は、朝鮮領内に不法侵入した米軍兵士トラビス・キングを共和国法に従って追放すると決定した。

南朝鮮駐屯米軍所属の二等兵トラビス・キングは、７月18日15時30分、観光客の中に入り込んで板門店共同警備区域を見て回り、軍事境界線上にある朝米軍部接触室と警務官休憩室の間から故意に朝鮮の区域に侵入して、勤務中の朝鮮人民軍軍人らによって取り締まられた。

8月16日に発表されたキングに対する中間調査結果では、自分が朝鮮領内に不法侵入した事実を認め、朝鮮や第３国に亡命する意思が明かされていた。

（朝鮮新報）