〈学生中央体育大会2023・中級部サッカー〉埼玉が連覇
2023年09月09日 09:00 スポーツ王者の貫禄みせつける
2023年度在日朝鮮学生中央体育大会の中級部サッカー競技が8月30~9月1日に、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場で行われた。
大会には、14チームが出場。31日には接戦を勝ち抜いた京都とピンナラ(広島、岡山、四国合同)、東京第1と埼玉の準決勝が行われた。
京都とピンナラの準決勝では、後半に2得点を挙げたピンナラが2-0で京都を破り、歴史上初めて同大会の決勝に進出した。一方、東京第1と埼玉の準決勝は両チームスコアレスドローのまま、PK戦に突入。埼玉がPK戦を制し、大会連覇に王手をかけた。
決勝に進出したピンナラに所属する岡山、四国の生徒たちは、2020年に行われた第42回在日本朝鮮初級学校中央サッカー大会(コマチュック)でパスサッカーを披露し、質の高い攻撃戦術で同大会初の4強に進出した選手たちだ。かれらはまたも主力として、チームを史上初の舞台に導いた。他方で埼玉はこの間、日本の公式戦で結果を残し、大会の優勝候補の筆頭に挙げられたチームだ。
大会初優勝を狙うピンナラと連覇を目指す埼玉の決勝がキックオフした。
前半、埼玉は