4年越しの「再会」と「再開」/滋賀「ウリハッキョマダン」
2023年09月04日 10:03 交流「みんな集まれ!ウリハッキョマダン2023」(以下、マダン)が8月27日、滋賀初級で行われた。2006年に始まったマダンは、滋賀県の地域社会に民族教育が根付くことを目的とし、さまざまな「ちがい」を持つ人々が朝鮮学校で交流し異文化に触れる場となってきた。今年で18回目の開催となったこの日のマダンのテーマは「再会」と「再開」。過去最高の1000人を超える来場者が訪れた。参加者らは久しぶりのマダンをおおいに楽しんだ。
ハッキョのために
マダンの実行委員会は例年、日本市民らを中心に構成される。今回のマダンでも、在日外国人教育を考える会・滋賀、滋賀県教職員組合、朝鮮文化を考える会(愛称=チング)、滋賀ハッキョ勝手に応援団、朝鮮学校と民族教育の発展をめざす会・京滋(=こっぽんおり)など、日本の市民団体や有志らが実行委員に名を連ねた。また、同校のアボジ・オモニ会も実行委員を担い、教職員らは会場の準備や当日のスタッフなどを務めた。在日同胞と日本市民らが力を合わせ共に作り上げる場が、まさしくウリハッキョマダンだ。