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〈関東大震災朝鮮人虐殺100年〉犠牲者遺族らが記者会見

2023年09月01日 13:32 歴史

日本政府の罪過問い続ける 

記者会見で思いの丈を述べる遺族たち(左から曺光煥、金道任、権在益さん)

関東大震災朝鮮人虐殺から100年に際し、日本と南朝鮮に住む犠牲者の遺族3人が831日、日本記者クラブで記者会見を開いた。記者会見は、フォーラム平和・人権・環境と、関東大震災の朝鮮人大虐殺犠牲者遺族会が共催した。

東京の荒川河川敷や横網町公園での追悼式に毎年参加している金道任さん(86)は、伯父・朴徳寿さんが関東大震災時に虐殺されたことを5歳の頃に母から聞いたと振り返り、「何も悪いことをしていない叔父がなぜ殺されなくてはならなかったのか。3人の幼児と妻を残して犠牲になった叔父の気持ちは計り知れない」と涙ながらに語った。また、過去には91日を迎えても「虐殺された朝鮮人や中国人の話をまったく聞くことがなかった」とし、虐殺の事実を広く周知させていくことへの切実な思いを述べた。

南朝鮮からは権在益さん(66、慶尚北道)と曺光煥さん(62、慶尚南道)が会見に参加した。

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