サッカー通じて交流深める/兵庫で朝・日親善大会
2023年08月30日 12:50 スポーツ第 7 回「KOREA・JAPAN 兵庫サッカーフレンドシップフェスタ!2023」(主催=神戸朝高サッカー部 OB 会、後援=兵庫朝鮮蹴球協会)が8月19日、尼崎市のベイコム陸上競技場で行われた。
朝・日親善と県下朝鮮学校のサッカー部強化、同胞たちが集う場を提供することを目的に、神戸朝高サッカー部OB会によって2017年に始まったフェスタは今年で7回目の開催となった。
フェスタには、在日本朝鮮人蹴球協会の崔英秀会長(兵庫朝鮮蹴球協会会長)、李康弘理事長をはじめとする関係者、県下朝鮮学校の校長、保護者、OBなど、多くの観客が足を運び、選手たちにエールを送った。
この日は、県下中級部選抜の兵庫コリアU-15、朝鮮大学校サッカー部、神戸朝高サッカー部と、年代別の日本の強豪チームとの試合が行われた。
はじめに行われた兵庫コリアU-15とミュートスとの試合では、2-1で兵庫コリア U-15が勝利した。
続いて行われた朝大対近畿大学との試合では、一進一退の攻防の末、朝大が2-1で近畿大学を下した。
最後に行われた神戸朝高と市立尼崎高との試合は、メインゲームとして注目が集まった。
神戸朝高は技術、フィジカルを含め強度で上回る相手に連続で失点を許し、0-5で敗れた。県リーグ1部に所属する強豪校との対戦は、神戸朝高選手たちにとって今後のリーグ戦、選手権予選をはじめとする日本の公式戦を控えて貴重な経験となった。
今回のフェスタは、朝・日の草の根の交流と兵庫同胞サッカー界を盛り上げていくうえで意義深いものとなった。
【神戸朝高蹴球部】