「ヒロキョレフェスタ2023」／広島同胞社会を担う新世代たち

開催までの道のり

7月29日、朝青広島県本部と広島県青商会が合同で主催した「ヒロキョレフェスタ2023」が広島初中高で開催された。集まった約400人の同胞、近隣の日本市民らは、学生公演や歌舞団公演、抽選会などの多様な企画や、同胞、学生らが準備した様々な売店を楽しんだ。

舞台上で決意を表明する実行委員たち

広島で8年ぶりに開かれた夜会である「ヒロキョレフェスタ2023」を発起したのは、広島同胞社会の未来を担う朝青と青商会だ。

そもそも、広島では同胞夜会が定例化されておらず、総聯本部や団体・事業体などが単発的に開催してきた。

そんな中、広島県青商会の尹善璂幹事長（朝青広島県本部委員長）は「同胞社会で一番力のある存在である朝青と青商会が、コロナ禍を経て苦しい状況にある同胞たちのために活動しなければ」という思いから、役員たちの間で朝青と青商会の共同主催による大衆行事の開催が提案されたと話す。