〈さくっと解説~知識の源Q&A〉裁判の仕組み
2023年07月28日 09:00 社会多様・複雑化する昨今の日本社会で、相互理解の前提となる知識や認識の積み重ねは、一層その必要性を増している。【企画】知識の源Q&Aでは「社会を知る~今週のnewsトピック~」(本紙毎週月曜日号)と関連して、今知っておきたい知識をQ&A形式で紹介する。
在日朝鮮人の権利を獲得するための闘争の歴史において、裁判は重要な闘争の場の一つといえる。これまで、朝鮮学校への高校無償化適用を求める裁判など裁判闘争が各地で行われてきた。
権利をめぐる闘いが今も続く中、裁判について知ることは有意義だ。しかし、直接的に関与することは少なく、聞き馴染みのない専門用語に戸惑う人も少なくないだろう。裁判にまつわる基礎的な用語や、大まかな流れを改めて確認する。(参考・引用=裁判所、検察庁、日弁連HPなど)
Q.裁判はどういう時に起きるの?
A.裁判は一般的に、個人間で起きた問題や、何かしらの事件や紛争が起きた際に、そのトラブルを裁判所による法律に則った公平な判断の下で解決するために、当事者や被害者が裁判所に訴えることから始まる。
Q.どう始まり、どう終わるの?
A. 裁判は、原告(訴訟を起こした人)が裁判所に裁判手続きを提出することで第一審から始まる。その際、訴えを起こされた人を被告という。
日本では第一審、第二審、第三審の三つの審級の裁判所を設け、当事者が望めば、原則的に3回までの反復審理を受けられる三審制を採用している。
一般的な裁判では、これらの過程を経て、裁判所の最終判断として判決が確定する。他に、訴えの取り下げや裁判上の和解により裁判が終わる場合もある。
Q.裁判の種類はどう分けるの?