〈戦勝70年〉朝鮮社会科学院博士が語る戦勝の世界史的意義
2023年07月28日 08:00 共和国“米の覇権戦略を阻止、平和を守護”
祖国解放戦争は米帝国主義から祖国を守り抜く戦いにおいて勝利した民族史的意義を有すると同時に、米国が関与した戦争で唯一、停戦の提案を余儀なくされた戦争として世界史的意義を有する。戦勝70年に際し、朝鮮社会科学院のハン・ギョンリム研究員(48、博士)に聞いた。
自主の新潮流を後押し
「戦勝の歴史的意義は、建国したばかりのわが国が大国を自負する米帝と追随勢力と対峙し、自らの運命と尊厳を守り抜いたところにのみあるのではない。第2次世界大戦後、初となる自主勢力と支配勢力、社会主義と資本主義間の熾烈な全面戦争であった朝鮮戦争において勝利したことで、米帝国主義の世界制覇戦略の実行を阻止し、自主へと連なる時代の流れを後押ししたところに戦勝の深い意義がある」とハン研究員は語る。