世代を超えて続く医協の学校保健活動／母校で保健授業を

1～2日にかけ横浜で行われた「第18回コリアン医療・福祉フレッシュセミナー」（主催：実行委員会、後援：在日本朝鮮人医学協会、在日本朝鮮留学生同盟、以下、セミナー）。医師、薬剤師をはじめとした幅広い分野の医療人と同胞学生が交流し、同胞医療について学ぶこの催しは、2006年以降、中断されることなく毎年行われてきた。11年ぶりに横浜での開催となった今回のセミナーでは、横浜初級で、神奈川県内の朝鮮学校の児童たちを対象とした保健授業の見学が行われた。

楽しく授業を受ける児童たち

この保健授業の特徴は、初級部1年から６年まで、総合的に授業が行われる点にある。各学年の特性に合わせ、医協会員である歯科医師や薬剤師、看護師など多様な同胞医療人が授業を受け持つ。