初の「ヘイトクライム」指摘

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。

初の「ヘイトクライム」指摘

民団の地方本部事務所に脅迫文を送ったとして脅迫罪に問われた徳島市在住の岩佐法晃被告（40）の初公判が12日、徳島地裁（細包寛敏裁判官）で行われた。被告は起訴内容を認めた。検察は「韓国政府や韓国人に差別的な感情をもち一方的に怒りをつのらせた犯行で、ヘイトクライムだ」と指摘し、懲役10カ月を求刑した。民団側の代理弁護士によると、検察が法廷でヘイトクライムについて指摘したのは今回が初めて。