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“世界の世論を味方に”/南の「市民の会」、文科省に要請

2023年05月13日 17:25 民族教育

金曜行動に参加した第18回ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会のメンバーや朝鮮学校関係者たち

南朝鮮の市民団体であるウリハッキョと子どもたちを守る市民の会(以下、市民の会)の訪問団が12日、参議院議員会館で文部科学省の担当者らへ要請活動を行い、朝鮮学校差別の是正を訴えた。市民の会による文科省への要請は今回で18回目になる。

要請には、南朝鮮における民主化、統一運動の元老たちや、朝鮮半島の統一と平和を求めて草の根運動に取り組んでいる市民ら約20人のほか、立憲民主党の水岡俊一参議院議員、朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会の佐野通夫、田中宏、長谷川和男共同代表、朝鮮学校の関係者らが参加した。

はじめに発言した「市民の会」事務局長は、「これまで何度となく文科省へ要請に訪れたが、一度も誠意ある答えを聞くことができず、本当に悔しい思いだ」と怒りを滲ませながらも、「日本政府が朝鮮学校の子どもたちを差別せず、教育の権利を保障するその日まで、世界中の良心的な人々に訴え、国際的な連帯活動を展開していくつもりだ」と力を込めた。

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