止まない差別反対の声／文科省前「金曜行動」に約1千人

4.24から続く弾圧に終止符を

1千人が集結した「金曜行動」

日本政府とGHQによる不当な朝鮮学校閉鎖令に反対し、民族教育の権利と在日同胞の尊厳を守り抜いた1948年の4·24教育闘争から今年で75年を迎える。これと関連し21日、東京都千代田区の文科省庁舎前で「金曜行動」が行われ、朝鮮大学校の学生や東京中高、神奈川中高の高級部生徒、教員、保護者、関東地域の活動家をはじめとする同胞、日本市民ら約1千人が集まり、差別反対の声を上げた。

75年前の延長線上に

朝鮮学校への高校無償化適用を求め、2013年に朝大生たちの呼びかけでスタートした「金曜行動」。以来、学生や保護者、教員をはじめとする同胞、日本市民らは、毎週金曜に文科省前に集まり、年々露骨化する日本政府の朝鮮学校差別政策に異を唱えてきた。

この日の「金曜行動」は、4.24教育闘争から75年が過ぎたいまも、日本政府による植民地主義的な民族教育弾圧が続いていることに抗議し、差別政策の即時撤回と民族教育権の保障を求めて行われた。