これからも選手ファーストで／朝大サッカー部OB会総会

強化部を新設

朝大サッカー部OB会の新旧役員ら

朝鮮大学校サッカー部OB会第5回総会が15日、朝鮮大学校で行われた。総会には、OB会の金石柱会長をはじめとした役員、朝大の朴俊泳副学長、同大体育学部の宋修日学部長、朝大サッカー部の李昌受部長、申載南監督、各地のOBらが参加した。

総会ではまず、朴俊泳副学長が祝賀あいさつをした。

朴副学長は2020年に行われた第4回総会以降、コロナ禍でも地道な活動を繰り広げてきた役員たちに謝意を表した。また、朝大創立65周年に際して、OB会をはじめ、卒業生と同胞たちが推し進めたグラウンドリニューアル事業やその後の管理、運営について述べながら「朝大グラウンドが地域交流の場としての役目を果たしている」と、OB会が果たす役割の大きさについて語った。

つづいて、金石柱会長が報告を行った。

報告を行う金石柱会長（左）

金会長は役員たちの支えがあり、さまざまな難局を乗り越えることができたとしながら、「朝大サッカー部は強くなければならない。これからも環境や財政面でバックアップしていきたい」と述べた。

申載南監督が同部の活動報告を行った。

申監督は「学生たちが心置きなくサッカーができるのは、いい環境を整えてくれたOBたちのおかげだ」と感謝を述べながら、「関東リーグ３部昇格という結果でこの恩に応えたい」と意気込みを語った。

総会では、2022年度決算・2023年度の予算案、OB会に強化部を新設することが決まり、5期会長として朴益樹さん(39期)をはじめとする新役員たちが選出された。

新たに選出された朴益樹会長（左）と金石柱前会長（右）

朴益樹新会長は「新設した強化部の活動を通じて各地朝高サッカー部との連携を強化し、多くの朝高生たちが朝大サッカー部に入部する体系を築いていく」と強化部の意義を強調した。「OB会はこれからも選手ファーストで運営していき、朝高生たちが朝大サッカー部を選択したくなるような活動を行っていきたい」（朴会長）

総会後、OB、朝大サッカー部の学生たちとの焼肉交流会が行われた。交流会では、学生たちによる重唱や合唱が行われ、大いに盛り上がった。

朝大サッカー部の呉太陽主将（体育学部４年）は、「OBたちの熱い気持ちをしっかり受け止め、関東リーグ３部昇格という結果で恩返しできるよう頑張りたい」と決意を述べた。

【朝鮮大学校サッカー部】