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ハルモニ描いた映画が完成/川崎で初上映会

2023年04月14日 13:26 在日同胞

生きた証、伝えたい

神奈川県川崎市桜本に暮らす、在日朝鮮人1,2世の日常を記録した映画が完成した。11日には出演者らを招き、初めての上映会が川崎市内の施設で行われた。

映画のタイトルは「アリラン ラプソディ~海を越えたハルモニたち~」。在日2世の金聖雄監督がメガホンをとった。2004年、桜本を舞台にしたドキュメンタリー映画「花はんめ」を発表し、19年ぶりにその続編といえる作品を生み出した。

監督が再びハルモニたちを映像に収めるようになった直接的なきっかけは、2015年9月5日に行われた、とあるデモだった。当時の安倍政権下で審議が進められた安全保障関連法案(同19日に成立)に反対し、同胞高齢者交流サークル「トラジの会」メンバーのハルモニたちがチマ・チョゴリをまとって川崎・桜本の街を練り歩いた。

時を同じくして排外主義者らによるヘイトスピーチも過激化の一途をたどっていた。

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