〈東京大空襲〉犠牲者名を読み上げ、心に刻む集い
2023年03月17日 17:48 歴史“朝鮮人は2重の被害者”
「東京空襲犠牲者の名前を読み上げ、心に刻む集い2023」が9日、東京都江東区の東京大空襲・戦災資料センターで執り行われた。
アジア・太平洋戦争末期の1945年3月10日、米軍の爆撃により10万人を超える人々が犠牲となり、数十万人もの負傷者を出した東京大空襲。集いは、大きな数字で括られ紹介されがちな犠牲者たちには「私たちと同じように、名前、顔、人生があった」として、その一人ひとりに向き合う目的で2021年から始まった。昨年には集いの場で初めて、朝鮮人犠牲者の名前が読み上げられた。
会場とオンラインのハイブリッド形式で行われた集いでは、はじめに、犠牲者を偲び、参加者全員が黙とうした。