関東大震災100年綜合文化公演/朝鮮人虐殺をテーマに、留学同兵庫
2023年02月24日 16:48 文化「第四回 留学同兵庫綜合文化公演-九月の残響」が2月18日、神戸市内の会場で行われた。総聯兵庫県本部の金徹委員長や神戸朝高の生徒・教員、留学同卒業生などの地域同胞や日本市民ら100余人が観覧した。
留学同兵庫単独の文化公演は2020年に始まり4回目となった。公演は20人が出演するなか、サムルノリに始まり、演劇、創作舞踊、アピール、合唱で構成された。
第4回文化公演のテーマは1923年9月1日に関東地方南部を襲った大震災と、その直後に起きた朝鮮人虐殺。公演全体を通して関東大震災における朝鮮人虐殺の歴史性、現在にも尾を引く朝鮮人に対する攻撃を表現した。とりわけそれらの表現についてはあえて蓋をせずさらけ出し「差別は疑いなく目の前に確かに横たわっている」というメッセージを込めた。