公式アカウント
現在、国立ハンセン病資料館で開催中の企画展では、ハンセン病回復者たちが手掛けた詩が、作者紹介のパネルとともに展示されている。療養所入所者たちは、家族に差別が及ばないよう、さらに朝鮮人の場合、創氏改名を強いられるなどで、いくつもの名前を持っていた。植民地支配で生活水準が低く押し下げられたために、罹患率の高かった朝鮮人。その生活を物語る名前の数が、何よりも目に留まった。
(賢)