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金正日総書記の1周忌、追慕の情につつまれた平壌

2012年12月21日 11:36 朝鮮半島 共和国

総書記1周忌に新たな決意

金正日総書記の1周忌を迎え、朝鮮は総書記への追慕の情であふれた。

主席と総書記の銅像に訪れる人々(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

17日、平壌市民たちは、総書記をあまりにも突然に亡くした悲痛な思いを胸に追慕行事を執り行った。

朝鮮では16日から金正日総書記を敬慕するおごそかな雰囲気に包まれていた。

この日、金正日総書記の1周忌追慕大会が行われ、各地で勤労者の集いが行われた。

市民たちにホットドリンクをふるまう販売員

金日成広場と4.25文化会館、平壌体育館などにかかげられ、金正日総書記のほほえむ肖像画にあいさつをする市民たちで、市内の道路は埋めつくされた。

錦繍山太陽宮殿開館式が行なわれた17日、省・中央機関をはじめとする各単位では金正日総書記1周忌回顧の集いと芸術公演を開いた。

回顧の集いで参加者は、祖国の富強繁栄と人民の幸福のために昼夜をとわず尽力した金正日総書記の献身的な姿を振り返った。

教育委員会のチャン・ホ責任部員(51)は、「わが人民は総書記が決してこの世を去ったとは思っていない。総書記は今日も永生しており、われわれの明るい将来を祝福してくれている」と話した。

平壌産院のキム・ソンヒ院長(56)は、「女性と子どもたちのために苦労を重ねた総書記のことを絶対に忘れられない。女性たちの健康をサポートするために、平壌産院に現代的な乳腺腫瘍研究所まで建ててくれた総書記の恩情を心に銘じて、治療予防事業を綿密に行い、総書記の遺訓を貫徹していきたい」と誓った。

一方、金正日総書記を追慕する市民の健康と便宜を図るためのサービスが施された。

金日成主席と金正日総書記の銅像に足を運ぶ市民のための深夜運行のダイヤが組まれ、いたる所に救急医療看護所や、寒さをしのげる待機所が設置された。

市民たちにお茶や牛乳などのホットドリンクや、花を提供する売店も各所に設置された。

【平壌支局】

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