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金正日総書記1周忌/金正恩第1委員長、追悼行事に参席 

2012年12月18日 14:49 共和国

金正日総書記の1周忌を迎え、平壌では金正恩第1委員長の参席のもと、中央追慕大会(16日)と錦繍山太陽宮殿開館式(17日)が行われた。これに、裵益柱副議長兼民族圏委員会委員長を団長とする在日本朝鮮人追慕代表団をはじめ総聯の各代表団も参加した。

全国が追慕の雰囲気に包まれた中、17日の正午にはすべての人民が一斉に黙とうを捧げた。また、万寿台の丘をはじめ金日成主席と金正日総書記の銅像が立つ各所に多くの人民が訪れた。 

錦繍山太陽宮殿開館

朝鮮中央通信によると17日、総書記の1周忌に際して整備された錦繍山太陽宮殿が開館した。新たに整備された錦繍山太陽宮殿には、金正日総書記を生前の姿で安置した「永生ホール」がつくられたほか、金正日総書記の立像も建てられた。

中央追慕大会に参加した総聯の各代表団(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

朝鮮人民軍、労働者、農民、知識人の代表が錦繍山太陽宮殿のテープカットを行った。

金正恩第1委員長と李雪主夫人はこの日、金日成主席と金正日総書記の立像があるホールに入った。党・国家・軍隊の幹部が同行した。

立像に、朝鮮労働党中央委員会、朝鮮労働党中央軍事委員会、国防委員会、最高人民会議常任委員会、内閣の共同名義による花かごが進呈された。

金正恩第1委員長は、党・国家・軍隊の幹部と共に立像を仰いで敬意を表した。

続いて、錦繍山太陽宮殿の開館式が錦繍山太陽宮殿広場で行われた。

最高人民会議常任委員会の金永南委員長、崔永林総理、朝鮮人民軍の崔龍海総政治局長をはじめとする党、国家、軍隊の幹部、党、武力・政権機関、社会団体、省・中央機関の幹部、英雄と接見者、縁故者、功労者、朝鮮人民軍、朝鮮人民内務軍の将兵、科学、教育、文学・芸術、保健医療、報道出版部門の幹部、革命烈士遺族、勤労者、人工衛星「光明星3」号2号機打ち上げ成功に寄与した科学者、技術者、労働者、幹部、海外同胞代表団と同胞、縁故者が参加した。また駐朝各国外交代表と国際機構代表など外国人が招待された。

すべての参加者が、金正日総書記を追慕して黙とうした。

崔龍海総政治局長(朝鮮人民軍大将)が開館の辞を述べた。

総政治局長は、錦繍山太陽宮殿は金日成主席と金正日総書記の生涯と業績の集大成であり、チュチェの最高の聖地であると指摘。また、錦繍山太陽宮殿が開館されて朝鮮の軍隊と人民は、どんな時でも錦繍山太陽宮殿を訪ねて主席、総書記と心で対話しながら、渾然一体の絆をいっそう厚くすることができるようになったと述べた。

金正恩第1委員長は、李雪主夫人と共に金正日総書記が生前の姿で安置されている永生ホールに入り、総書記を敬慕して謹んであいさつした。

また、「涙のホール」と勲章保存室、史跡乗用車と電車、船、列車保存室を見て回った。

中央追慕大会

主席と総書記の銅像に花をたむける人々(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

平壌体育館で行われた金正日総書記の逝去1周忌中央追慕大会では、参加者全員が黙とうを捧げた。

最高人民会議常任委員会の金永南委員長が、追慕の辞を述べた。

金永南委員長は、金正日総書記の生涯について、祖国と人民のために自身のすべてをささげた不世出の愛国者の一生であったと語った。

また、金正日総書記が金日成主席の革命思想を金日成主義に定式化したと指摘しながら、

金正日総書記が主席の銃重視思想を先軍革命思想、先軍政治理論に深化・発展させ、社会主義強盛国家建設の理論を提示したのは、金日成主義のけん引力と生命力を高め、実践においてその正当性を力強く実証した思想的・理論的業績になると強調した。

さらに、金正日総書記が人民軍を強化・発展させ、反帝・反米対決戦を連戦連勝へと導き、朝鮮を世界的な軍事強国、核保有国の地位に引き上げたことについて語った。

党、軍、青年学生を代表して、朝鮮労働党中央委員会の崔泰福書記、朝鮮人民軍の崔龍海総政治局長、金日成社会主義青年同盟中央委員会の全勇男委員長が演説した。

 全人民が一斉に黙とう

17日正午、人々は黙とうをささげた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

17日の正午、走行していた機関車、自動車、大洋を航行していた船舶が一斉に鳴らすサイレンの音が全国各所にこだまする中、すべての人民が金正日総書記を追慕して、金正日総書記が安置されている錦繍山太陽宮殿を仰いで、首都平壌に向かって3分間、黙とうした。

各地の機関、工場、企業所、建設場、農村と漁村、学校、街と村、家庭が追慕の雰囲気に包まれた。

(朝鮮新報)

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