同胞医療奉仕活動の集約の場に/第45回医協学術報告会
2022年11月26日 10:00 暮らし・活動シンポジウム、分科会も
第45回医協学術報告会が6日、都内で行われた。報告会には、総連中央の宋根学副議長兼教育局長、医協中央の金安明会長をはじめとする同胞医療関係者、朝鮮学校の保健担当教員、医療学生など約160人が参加した。
報告会は、感染症対策を徹底しながら、3年ぶりに対面での開催となったほか、オンラインで視聴する参加者もいた。
開会のあいさつを述べた金安明会長は、今年結成45周年を迎えた医協では結成以来、同胞医療人の交流を拡大し、祖国の医療技術発展に寄与する活動と同胞医療奉仕活動を絶え間なく繰り広げ、その過程で多くの業績を成し遂げてきたとしながら、今回の報告会は、参加者が繰り広げてきた活動が集約される貴重な場になると話した。
報告会では高齢者の嚥下問題に関するシンポジウムが行われた。
シンポジウムでは、昭和大学歯学部でスペシャルニーズ口腔医学講座を担当する弘中祥司教授が「高齢者の嚥下機能の評価と予防」をテーマに講演を行った。
弘中教授は、