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強制労働の史実を伝える「笹の墓標展示館」巡回展が、今年に入り、日本各地で行われている。10月末の大阪巡回展に訪れた人々は、笹の葉を模った紙にそれぞれの思いや祈りを書き込んでいた。「まっとうな歴史を伝える。今こそ必要なもの」。国や戦犯企業が蓋をする加害の歴史に向き合い、解決を目指そうとする地道な作業がこの場所で行われている。(賢)