朝鮮人強制動員に関する研究集会/新潟で
2022年09月03日 08:24 歴史加害を直視し、被害者の声を歴史に
第14回強制動員全国研究集会(主催=「強制動員真相究明ネットワーク」(以下、「真相究明ネット」))が8月27日~28日にかけて、新潟市内で開かれた。
研究者やジャーナリスト、作家、評論家など、戦争責任に向き合う日本の市民らによって2005年に結成された「真相究明ネット」では、結成翌年の06年から朝鮮人強制動員などの真相究明と世論への働きかけなどを目的に各地で研究集会を開いてきた。
今年は、日本政府が世界遺産登録を目論む佐渡鉱山の地・新潟で行われ、オンライン参加者も合わせて約100人が参加した。
初日の27日には、「強制労働の否定を問う―佐渡鉱山の遺産価値を深めるため」をテーマに新潟市自治労会館で研究集会があった。