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真相究明は「歴史的な責任」/浮島丸殉難77周年追悼集会、京都・舞鶴で

2022年08月25日 10:28 歴史

「追悼の碑」の前で手を合わせる同胞

浮島丸殉難77周年追悼集会(主催=浮島丸殉難者を追悼する会)が24日、京都・舞鶴市の「殉難の碑公園」で行われた。総聯京都府本部の姜世哲委員長、民団京都府本部の金政弘団長、追悼する会の品田茂会長をはじめ、同胞、日本市民ら約130人が参加した。コロナ禍で3年ぶりに通常開催となった追悼式のようすは、オンラインでも同時配信された。

1945年8月24日、植民地支配から解放され、祖国へ帰る朝鮮人を乗せた旧日本海軍輸送船「浮島丸」が、舞鶴湾下佐波賀沖で突然の爆発音とともに真っ二つに折れて沈んだ。犠牲者549人(政府見解)を出す大規模な事件であったが、犠牲者数や乗船者数など現在まで真相究明はなされておらず、日本政府は被害者や遺族に対する謝罪・賠償を何一つ行っていない。

参列者たちが犠牲者の冥福を祈って追悼を捧げた

集会では、参列者たちが犠牲者の冥福を祈って追悼を捧げ、各団体の代表者たちが追悼の辞を述べた。

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