〈ゆんすんの散歩道3〉アンニョンハッキョ
2021年06月21日 09:00 論説・コラムダウン症の次男は、朝鮮学校のことを「アンニョンハッキョ」と呼んでいる。
彼にとって最も耳にすることが多く印象的なのが「アンニョン」という響きなのだろう。金曜日の昼下がり、彼が通う日本学校の近くで下校を待っていると、荷物をぶら下げて歩いてきた次男が、決り文句のように「ガッコーナーイ、アンニョンハッキョ!」という。土曜日はいつもの日本学校ではなく、朝鮮学校へ行く日だと教えてくれているのだ。
ダウン症の次男は、朝鮮学校のことを「アンニョンハッキョ」と呼んでいる。
彼にとって最も耳にすることが多く印象的なのが「アンニョン」という響きなのだろう。金曜日の昼下がり、彼が通う日本学校の近くで下校を待っていると、荷物をぶら下げて歩いてきた次男が、決り文句のように「ガッコーナーイ、アンニョンハッキョ!」という。土曜日はいつもの日本学校ではなく、朝鮮学校へ行く日だと教えてくれているのだ。