【新企画】〈さくっと解説～知識の源Q＆A〉成人年齢の引き下げ

多様・複雑化する昨今の日本社会で、相互理解の前提となる知識や認識の積み重ねは、一層その必要性を増している。【新企画】知識の源Q＆Aでは「社会を知る～今週のnewsトピック～」と関連して、今知っておきたい知識をＱ＆Ａ形式で紹介する。

【成人年齢の引き下げ】

4月1日の民法改正に伴い、成人となる年齢が20歳から18歳に引き下げられた。「18歳成人」になったことで変わること、変わらないことはなにか。

Q：なせ成人年齢を引き下げたのか？

A：日本の法務省によると、選挙権年齢などを18歳に定められる（2015年6月公布）など、近年「国政上の重要な事項の判断に関して18歳、19歳の方を大人として扱う」政策が進められてきた。他方で、少子高齢化に伴う労働率の落ち込みも影響している。これを踏まえ、民法においても同様の取り扱いをする議論がなされた。

Q：成人年齢引き下げに伴い、18歳でなにができるようになった？