地方変革の新時代へ/主席が示した農村テーゼの深化、実現
2022年04月12日 07:10 経済現在朝鮮では、昨年末の朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会で示された新たな農村建設綱領に基づいて、各地で農村建設が本格化している。金正恩総書記が提示した新たな農村建設綱領は、金日成主席が58年前に発表した「社会主義農村テーゼの深化、発展」(朝鮮中央通信)として位置付けられている。金日成主席生誕110周年を迎える今年、朝鮮は社会主義建設の全面的発展をめざして、農業生産と農村環境の抜本的改変をもたらす地方変革の新時代の幕開けに向けて動き出した。
農民の生活環境改変
金日成主席が1964年2月25日、党中央委第4期第8回総会で発表した「わが国における社会主義農村問題に関するテーゼ」は、4つの体系から成り、①社会主義における農村問題解決の基本原則②社会主義農村建設の基本課題③社会主義農村建設における郡の役割と任務④協同農場の経済土台を強化し、農民の生活を向上させるための当面のいくつかの対策-について明らかになっている。