〈みんなの健康Q&A〉子どものやけど/初期治療と経過観察が大事
2022年02月07日 07:21 寄稿子どもの目線で日常生活に注意を
Q 子どものやけどにはどのような特徴がありますか?
A 子どものやけどの好発年齢は0~1歳です。圧倒的多数が軽症です。ハイハイのころには目線と同じ程度にある湯沸かしポットの熱湯やアイロンなどに注意が必要です。短時間接触の小範囲のやけどがほとんどですが、高熱で深いやけどになることがあります。つたい歩きなど始まったころは好奇心も旺盛です。手が届くか届かない程度の高さのテーブルにあるものに興味を示しケトルの電気コードやテーブルクロスを引っ張ることで、頭上から熱湯を浴びてしまうことがあります。