「北京五輪を全的に支持」／朝鮮五輪委と体育省が書簡

朝鮮中央通信によると、朝鮮オリンピック委員会と体育省が、中国オリンピック委員会と北京2022年冬季オリンピック競技大会および冬季パラリンピック競技大会組織委員会、中国国家体育総局に書簡を送った。駐中朝鮮大使が５日、中国国家体育総局の責任活動家に会って書簡を手渡した。

書簡は、「習近平総書記の正確な指導の下で中国の党と政府、人民が傾けた積極的な努力と献身的な闘いによって、世界的な保健医療危機の大災難の中でも第24回冬季オリンピック競技大会の準備が円滑に行われている」と指摘した。

「しかし、大会の成功裏の開催を阻もうとする米国と追随勢力の反中国陰謀策動がより悪らつになっている」とし、「朝鮮オリンピック委員会と体育省は、これを国際オリンピック憲章の精神に対する冒とく、中国の国際的イメージをダウンさせようとする卑劣な行為にらく印を押し、断固反対、排撃する」と強調した。

また、「敵対勢力の策動（※）と世界的な大流行伝染病の状況によって大会に参加できなくなったが、われわれは盛大で立派なオリンピック祝祭を催そうとする中国の同志たちのすべての活動を全的に支持、応援する」とし、「きょうだいである中国人民とアスリートが習近平総書記と中国共産党の周りに一致団結してあらゆる妨害策動と難関を退けて北京冬季オリンピック競技大会を成功裏に開催するものと確信する」と表明した。

書簡は、「朝鮮オリンピック委員会と体育省は、金正恩総書記の賢明な指導に忠実に従って中国のスポーツ機関とアスリートとの親善的な交流と協力、往来をより強化することで、伝統的な朝中親善の強化、発展に寄与するために努力の限りを尽くす」と強調した。

（※）国際オリンピック委員会（IOC）は昨年9月、IOCに正式な通報なしに東京夏季五輪への不参加を一方的に決めたなどとして、朝鮮に22年末までの資格停止処分を科した。

（朝鮮新報）