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短編小説「燃える島」5/黄健

2022年01月08日 11:40 短編小説

二人の仲間にもこの命令を伝えなければならなかったが、それに先立って貞姫は、自分自身わりきれない気持ちに悩まされた。最後のたたかいを前にして、砲中隊の人たちと別れるなどということはついぞ考えてもみなかったことである。

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