きらびやかなステージに拍手喝采／金剛山歌劇団アンサンブル公演、広島で2年ぶりに

2021年度の金剛山歌劇団アンサンブル公演「솔 SOLL」広島公演が8日、広島市のJMSアステールプラザで開催された。

広島では2014年以降、歌劇団のアンサンブル公演を県内唯一の朝鮮学校である広島初中高へのチャリティー公演として毎年行ってきた。

しかし昨年は、新型コロナ感染症拡大の真っただ中だったことから、従来よりも規模を縮小・制限し、歌劇団の一部団員たちと文芸同広島、広島初中高の児童、生徒らによる公演「飛翔2020」を開催。同時にオンライン中継もするなど、コロナ禍でも試行錯誤を重ね、工夫を凝らしたステージで観客たちを沸かせた。

今回、2年ぶりとなったアンサンブル公演の会場には、総聯広島県本部の呂世珍委員長、金剛山歌劇団の金正守団長をはじめとする同胞、日本市民ら約600人が訪れた。