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〈明日につなげる―無償化裁判がもたらしたもの―〉大阪弁護団(下)

2021年10月16日 09:00 民族教育

当事者は誰?/「今」を見つめ、現状打開する一人に

入廷行進する関係者たち(18年9月27日の控訴審判決日)

より多くの子どもたちに中等教育を保障する目的で2010年にスタートした高校無償化制度。同制度にかかわる朝鮮高校の現状は、各地での司法闘争が終結したいまも、変わらず「対象外」だ。高校無償化制度による学習権の保障が妨げられたまま卒業した各地の朝高生たちの数は、あれから11年目を迎える今日まで、増え続けている。この緊迫する状況の真っ只中で展開された司法闘争、とりわけ唯一の勝訴判決を勝ち取った大阪での司法闘争の意義を「今」の運動に継承するためには―。

まさかの判決

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