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〈コッソンイ・繋-統一への思い咲かせ―8〉裵瑛姫さん(2002年、東京中高・高3)/舞踊「フェオリ」の主人公のように(上)

2021年10月06日 15:23 民族教育

4.24教育闘争73周年に際して南朝鮮で出版された「コッソンイ」第3集「私たちは統一に走って行きます」には、1982年から2019年までの「コッソンイ」作文コンクール(主催=朝鮮新報社)入選作品のうち「統一」をテーマにした作品52編が収録されている。在日朝鮮児童らが時代ごとに描いた「統一」を、本紙編集局の日本語訳で紹介する。

私は今、体育着で学校に通っている。

朝・日平壌宣言(2002年)以降、日本社会の情勢は急変し、テレビや新聞では「拉致問題」に関する報道が洪水のように流れてくる。各地のウリハッキョ(朝鮮学校)や総聯機関にはたくさんの暴言や脅迫の電話が鳴りやまなくなった。そんなこともあり、チマ・チョゴリで登下校している女子生徒たちは、身の安全のため一時的に体操服を着ることになったのだ。

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