炭鉱犠牲者を供養する法要/福岡県飯塚市で
2021年08月23日 15:02 暮らし・活動 歴史史実を風化せず語り継ぐ
福岡県筑豊地域の炭鉱犠牲者(朝鮮半島出身の同胞、身寄りのない日本人、外国人捕虜)を供養する第31回法要が8月7日、福岡県飯塚市内の無縁墓地で行われた。当日は、NPO法人「無窮花(ムグンファ)の会」の吉栁順一理事長をはじめとする同会のメンバー、日本市民、同胞らが参加するなか、徹底した感染防止対策がとられた。
90年代から始まった法要は、飯塚市相田の住宅地の一角にある「倶会一處の碑」と、同市忠隈のボタ山のふもとにある墓地で、有志らにより毎年行われてきた。