国立サーカス団、国際祭典で最高賞
2012年11月10日 10:09 共和国一流の技で関係者たちを魅了
朝鮮中央通信によると、朝鮮国立サーカス団の空中サーカス「飛び交う娘たち」が、第10回武漢国際サーカス祭典で最高賞である「黄鶴金賞」を受賞した。
10月26日~11月1日まで中国の武漢で開催された今回の祭典には、朝鮮と中国、ロシア、モンゴル、米国、フランスをはじめとする16カ国の高名なサーカス団と演技者が参加した。
国立サーカス団は祭典で、4回転宙返りなど、空中ブランコの大技をいくつも披露し、審査委員会メンバーと観客たちの間で大きな反響を呼んだ。
中国巧芸家協会の名誉主席(審査委員会委員長)は、「朝鮮のサーカスはこれまで、国家的な指導の下で実力を蓄え、世界に名を馳せてきた。金正恩第1委員長も、サーカスのさらなる発展に深い関心を寄せている。今回、朝鮮のサーカスが最高賞を受賞したことは、それを如実に物語っている」と述べた。
ロシア国家サーカス学校の校長(審査委員会委員)は、「4回転宙返りなど高度なテクニックを要する一流の技は、朝鮮の演技者たちのみがこなせるものではないだろうか。また今回、朝鮮のサーカス学院の学生も出演したと聞いて驚いた。朝鮮のサーカスの前途は明るい」と話した。
祭典に参加した国立サーカス団は6日、帰国した(写真)。
(朝鮮新報)