長野初中で稲刈り、日本市民らが「学校愛米」づくり
2012年10月27日 13:21 民族教育長野朝鮮初中級学校の田んぼで9月27日、稲刈りが行われた。
長年、朝鮮や朝鮮学校を支援している日朝松本市民会議の杉本文雄会長、日朝松本市民会議と松塩地区労農会議のメンバーらが同校生徒たちを指導しながら共に収穫した。
日朝松本市民会議など長野の市民団体、労農団体は、1990年代後半から朝鮮に送る支援米を作ってきたが、日本の対朝鮮経済制裁により、支援米を送ることが出来なくなった。そのため、支援米は同校を支援する「学校愛米」として作られてきた。
日朝松本市民会議の小松副会長は「金日成主席生誕100周年に際して朝鮮を訪問することができた。これからも日朝友好親善のために朝鮮学校を支援していきたい」と力強く語った。
学校を代表した発言した中級部3年の厳忠実さんは、「日本の方々の温かい真心に感謝するとともに、これからもおいしいお米を作りたい」と語った。
【長野初中】