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被災地で住居が完工/開城市、黄海南北道

2020年10月14日 10:51 経済 共和国

住民が入居、党創建記念日前に

自然災害による被害を受けた開城市と黄海北道、黄海南道で新しい住宅が完工し、9日、入居式がそれぞれ行われた。朝鮮中央通信が報じた。

被災地で入居式が行われた(写真はいずれも朝鮮中央通信=朝鮮通信)

朝鮮では、度重なる台風や豪雨などで被害が生じた被災地の復旧作業を、党創建75周年を迎える10月10日を完工目標に据え、急ピッチで進めてきた。

同通信によれば、金正恩委員長は、党創建記念日の前夜に開城市の災害復旧地域に新しく建設された住宅の入居に関する報告を受けて、新居に移る世帯の幸福を祈るという自身のあいさつを必ず伝えるよう親筆に込めた。

開城市で行われた入居式には、開城市党委員会のチャン・ヨンロク委員長をはじめ、市内の活動家と被災地の住民、建設者が参加した。

開城市雲鶴2洞に住む戦争老兵のキム・テスさんは、「こんなに立派な家で暮らせるなんて夢のようだ」と感激し涙を流した。

一方、同日、銀波郡、新渓郡、平山郡、長豊郡、載寧郡をはじめ、黄海北道と黄海南道の被災地でも入居式が行われた。

復旧を終え新居が並ぶ

(朝鮮新報)

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