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医協と連携し保健室・相談室を整備/大阪中高

2020年09月25日 14:52 民族教育

学びの基盤となる心身の健康のために

在日本朝鮮人医学協会西日本本部(医協西日本)の協力のもと、9月3日から大阪中高(大阪府東大阪市)で保健室と相談室の運営が開始した。

大阪中高校舎の1階に整備された保健室

医協西日本では、14年から大阪、兵庫を中心とした関西地方の朝鮮学校児童・生徒を対象に、スクールカウンセリング「学生家庭相談室」の活動を実施。子どもの発達相談や健康相談など、心身の悩みを抱える児童・生徒とその保護者、教員らが、気軽に相談できる環境の基盤づくりを進めてきた。

当初、大阪府下では、これらの取り組みを中大阪初級をモデル校にして行われてきたが、県下同胞たちのなかで周知されていく過程で、関係者らは学校保健室に対するニーズの高まりとその必要性を認識。その第1段階として、今年4月から中高一貫となった大阪中高にまず保健室および相談室を設けることが決定された。

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