ロシア訪問から1周年／担当外務次官が談話
2020年05月18日 16:46 共和国金正恩委員長の歴史的なロシア初訪問1周年に際し、朝鮮の任天一外務次官（ロシア担当）は4月23日、談話を発表し、「朝ロ両国の最高指導者の深い関心の中で両国関係はより高い段階に強化・発展されるだろう」と強調した。
談話は、金正恩委員長が昨年4月、ロシアを公式訪問し、ウラジミール・プーチン大統領と親交を結び、戦略的で伝統的な朝ロ親善関係を新時代の要求に即して昇華・発展させることができる確固たる土台を築いたと強調。首脳会談における合意は、東北アジアと世界の平和、安全保障のための戦略的協働を強化するうえで明確な里程標となったと指摘した。
談話は、去る1年間、朝ロ両国の人民が共通の利益に即して相互支持と協調を強化しながら、双務関係を幅広い分野で発展させてきたと指摘。両国は、新型コロナウイルスの感染症が全世界に蔓延する状況下でも緊密に協調しており、国連をはじめとする国際舞台においても真の国際的正義を実現するための協力を強化していると明かした。
一方、ロシア共産党中央委員会のG・A・ジュガーノフ委員長が24日、金正恩委員長に祝電を寄せたほか、朝鮮との親善および文化協調ロシア協会が20日、声明を発表し、両国が首脳会談で結んだ貴重な合意を実践に移すためすべての努力を尽くすことを確信すると指摘した。
（朝鮮新報）
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