朝鮮各地で田植え始まる／多収穫の成果拡大を呼びかけ

朝鮮各地の農場で田植えが始まった。朝鮮中央通信は10日、平安南道平原郡で、農場員のほか、道内の党、経済機関の活動家らの参加の下、初の田植えが行われたと伝えた。また12日付労働新聞も、黄海南道で田植えが始まったと伝えた。

田植えが行われている黄海南道殷栗郡の農場（労働新聞）

近年、農業部門では科学に基づいた農法を積極的に取り入れることで、多収穫の成果を上げている。昨年は、敵対勢力による制裁や不利な気象状況下でも、最高年度の収穫量を超過した。

昨年12月に開催された党中央委員会第7期第5回総会では、農業が正面突破戦の主戦場と定められ、農業生産を決定的に増産することが強調された。また、国内の原料を使い高濃度リン酸アンモニウム肥料を量産することのできる順川リン酸肥料工場が竣工（1日）したことで、