〈新型コロナウイルス〉医療用抗菌マスクを開発、朝鮮で
2020年04月13日 15:17 共和国8日発朝鮮中央通信によると、朝鮮の保健省医療機器工業管理局医療機器研究所が最近、新型コロナウイルスの予防対策として国産の「医療用ナノ抗菌マスク」を開発した。
同研究所のリ・ジェドク副所長によると、新たに開発されたマスクは抗菌、抗ウイルス、防塵の効果が高く呼吸もしやすいように設計されており、世界保健機関(WHO)が認定しているマスクの技術的特性にも合致しているという。また、空気中の各種の細菌とウイルスを殺菌、除去し、微塵をろ過するので利用者が新鮮な空気を取り込める。
このマスクの開発には、健康によい数十種類の必須微量要素が含まれている金剛薬石などの国産材料が使用された。現在、平壌医療機器工場で生産が行われている。
このほかに朝鮮では、消毒用のハンドジェルや石鹸、除菌用のオゾン発生器、防護服など防疫事業に必要な各種医療製品が続々と開発・生産されている。
(朝鮮新報)