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6900人が医学的監視対象に/新型コロナウイルス対策

2020年03月03日 11:58 共和国

朝鮮で新型コロナウイルスの感染を予防するための防疫事業が活発に行われている。

労働新聞1日付によると、平安南道で約2420人、江原道で約1500人の計3920余人が医学的な監視対象になっていることが明らかになった。

これに先立ち、2月24日放送の朝鮮中央テレビは、平安北道に約3000人の医学的な監視対象者がいることを明かしている。

監視対象者には、燃料や食料品などの生活物資を配達するなど、生活保障対策を徹底的に実施している。

また、同紙は、「世界的に新型コロナウイルスに感染した疾病患者の死亡率が高いことから、各道では、医学的な監視対象者の中で心臓病、高血圧、気管支炎などを患っている人たちについての医学的な観察を特別に強化する一方、治療を積極的に進めている」と伝えた。

一方で、同紙は、開城市や新義州市などの境界地域では、ウイルス感染の防疫事業と消毒の重要性に関する衛生宣伝活動が地域の特性に即して活発に行われ、国家的な非常防疫措置を厳しく守るよう提起していることを伝えた。

また、各教育機関では学生たちの休みが延長され、馬息嶺スキー場(江原道)、陽徳温泉文化休養地(平安南道)のスキー場など、人が多く集まるレジャー施設の運営が暫定的に停止されるなど、新型コロナウイルスの伝播経路を徹底的に遮断するための活動が、全国家的に、全社会的に厳しく行われている。

(朝鮮新報)

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