朝米首脳会談に言及/朝鮮外務省顧問が談話
2019年09月27日 10:09 共和国米大統領の勇断に期待
朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省の金桂官顧問は9月27日、談話を発表し、朝米首脳会談が話題にあがっていることに触れ、「興味深く見守っている」とする一方、朝米首脳会談の合意履行が追いついていないことから「今後の首脳会談の展望は明るくない」と述べた。そのうえで米大統領の勇断を期待するとした。
金桂官顧問は、朝鮮が朝米間の信頼構築と朝米共同声明履行のための誠意ある努力を傾けたのに対し、米国は共同声明履行はおろか、大統領が直接中止を公約した合同軍事演習を再開し、対朝鮮制裁圧迫をいっそう強化し、朝米関係を退歩させたと指摘した。