“自分たちで考え、できる支援活動を”/筑豊「支援する会」が学習会開催
2019年09月02日 17:32 暮らし・活動「筑豊地区朝鮮学校を支援する会」(以下、「支援する会」)による学習会「知ろうよ!朝鮮学校について」が8月24日、福岡県直方市の教育会館で行われ、日本学校の教員ら9人が参加した。
「支援する会」の栗田尚哉代表が司会を担当し、今回の学習会の趣旨、目的を説明をした後、参加者全員が自己紹介を行った。
学習会は、「朝鮮学校について知っていること」「朝鮮学校について聞きたいこと」を紙に書きだし全員で意見交換をしながら、それについて総聯筑豊支部の李鐘健委員長が分かりやすく答える形式で行われた。最後にドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」を視聴した。学習会に参加した日本学校の若手教員は「これからも朝鮮学校のことや在日同胞の歴史などを少しずつ、しっかり学んでいきたい」と感想を語った。
学習会後、参加者たちは場所を移し、北九州初級運動場で開催される「第14回北九州アリラン夏祭り」に合流。朝鮮学校の生徒や教員、同胞たちと親善交流を楽しんだ。
「支援する会」では、今年7月から8月中旬にかけて「マッコリを飲んでホッコリ支援」というタイトルで、独自に朝鮮学校支援活動として限定100本のマッコリを短期間で販売し、その収益金を北九州初級校長へ届けた。
今後、「支援する会」では、学習会を定期的に開催し「自分たちで考え、自分たちでできる支援活動」を継続的に行っていく予定だ。
【筑豊分局】